灰梟ノ昔噺
character



ジャーデ(翡翠の意)

代々シンザの名を冠する家系にいたが、祖父・父・叔父・兄は呪いにより死亡したため、生きている弟と共に蛇の呪いを解くことに専念したいとアンバルに頼んだため、族長になるのを延期させてもらっている。
かたい性格。アンバルには甘い。とてつもなく甘い。(頭が上がらないだけかもしれない)





アガタ(瑪瑙の意)

腕の立つ暗器使い。 投げナイフ・クナイ・手裏剣などが得意。
現在は呪いの件で暗躍中。蛇族の生き残りをさがしている。
村では美容師さんをやっていた。





シンザ(Cinza) 灰の意
本名:アンバル(Ambar) 琥珀の意
人間でいう25歳ぐらい
174cm 57kg

 灰梟族(シンザコルジア)の族長。
 といっても、仲間が《蛇の呪い》にてほとんど命を落としてしまったために引き抜かれただけの中心。
 仲間はとても数が少なく、生命力の高かったものだけしか生きていない状態。蛇の呪いを解くべく独自で行動している。たまに連絡を取り合い、集会をしたりしている。(会う場合はシンザの元に集まるため、人や鳥がシンザに集っていたら、集会だと思われる)

 いつもニコニコ。笑顔の絶えないヒト。他人によく頼られる。警備の仕事をしたり、手伝いなどをして生計をたてている。仕事がないときはほとんどないが、仕事というよりも手伝いに近いので、わりとフリーに行動している。
 自分より仲間。他人のことがとても大事で、自分のことは蔑ろにしがち。食事をとらずに調べ物をしたり、日中歩き回ったりする。たまに腹減りで倒れる。

 実際の姿は、シンザコルジアの霊長。【象徴】の人。
 蛇族との戦いの前から生きており、灰梟族の【生ける屍】もしくは【聖霊】または【神】のようなもの。
 族員としては【信仰すべき対象】という認識されている。
 蛇族の呪いがあまりに酷かったため、「みんな、俺の至らなかったばっかりに、ごめんね」という気持ちで動いた。本当は動けないはずなのだけれど、族員が村から出て行っちゃったから、出て行かざるを得なかった。
 灰梟族の族員の命=シンザの命で、族員が全滅するとシンザは消滅する。らしい。全滅したことがないからわからないというのが本当。

◆昔と今の髪型
 邪魔だからアップにしてもらってただけで、実際はおろしたまま。
 地面に着くほどの長さで、毎日アガタくんが弄るのが日課だったから、勝手に切ってめっちゃ怒られた。現在のばしっぱなしで邪魔だからはちまき巻いてる。

 恋人は、千鶴さん宅、シュウくん
 シュウくんに出会ったのは仲間のためだが、偶然。呪いを解く方法を探していたら、《腕の立つ薬師がいる》という話を聞きつけて会いに来た。呪いに打ち勝てなくてもいいから、「生命力を少しでも高く維持できる薬」を作ってほしいと頼み込み、作ってもらっている。量が多いので、シュウくんの側にいることが多く、薬を作ってもらう代わりに、シュウくんが必要な薬の材料を取りに行く手伝いをしている。
 実は一目惚れ。側にいる口実を作りたかった為もあるが、シュウくんの手伝いは楽しいし嬉しい。

「そろそろ生まれる、希望の光」